決勝へは、本命のアルカラスが進んだ。
だが、ムゼッティーは第1セットと第2セットと、アルカラスを苦しめた。
そこまで言わしめるほど、テニスが本当に素晴らしかった。
現在、世界のトップのほとんどが、バックハンドは両手打ち。
その中でムゼッティーは、片手打ちバックハンド。
トップスピンとスライスを上手く操り、相手を翻弄する。
また予測が良く、足が速い。
アルカルスも第2セットを奪われたら「負けるのでは….」と思ったに違いない。
この試合によりアルカラスは目覚め、優勝が近づいたのではないだろうか?
決勝戦は、アルカラスとシナーの対決となった。
日曜日が楽しみ。









